最新10月:利用規約等の改定のお知らせ
各規約・契約書・表示を、現在の運用に合わせて見直しました。2026年10月12日以降のご購入・お申込みには、改定後の内容が適用されます。
コンサルティング契約は、ご契約中のお客様へ、個別にメールでご案内します。
詳細は、下記の各ページをご確認ください。
【商品をご購入のお客様】
☑ 製品・サービスの利用規約
⇒ 詳しくはこちら
☑ デジタルコンテンツの著作権について
⇒ 詳しくはこちら
☑ 特定商取引法に基づく表示
⇒ 詳しくはこちら
☑ 個人情報保護方針
⇒ 詳しくはこちら
【コンサルティングをご利用のお客様】
☑ オンラインコンサルティング業務委託契約書
⇒ 詳しくはこちら
☑ 定額メールコンサルティング業務委託契約書
⇒ 詳しくはこちら
【商社様・広告掲載のお客様】
☑ 商社様経由の取引規約
⇒ 詳しくはこちら
☑ 広告・記事掲載の利用規約
⇒ 詳しくはこちら
【帳票:教材】No.71511-1_ゲージR&R評価(GRR)
¥20,000
IATF16949 7.1.5.1.1 の測定システム解析(計量値)を、分散分析(ANOVA)法で行う帳票です。緑のセルに測定値を入れると、平方和・自由度・平均平方・F値・分散成分まですべて画面に表示され、%GRR と ndc が自動で出ます。係数表を使わないため、「この数字はどう計算したか」を審査でシートを指しながら説明できます。全変動基準と公差基準の両方を並べて表示。部品と測定者の交互作用も F値で判定します。%GRR が出たあとの判断、%EV と %AV による原因の切り分け、MSA の実施計画まで収録。記入例は %GRR 17.0%(条件付き可)の事例で、所見と次のアクションまで書いてあります。Excel形式・全5シート。
%GRR を計算して終わる帳票には、価値がありません
ゲージR&R のツールは、世の中にたくさんあります。測定値を入れれば %GRR が出て、10% 未満なら○、30% 以上なら×。それだけなら、表計算ソフトの練習問題です。
審査で問われるのは、その先です。
- 「どの測定システムに MSA が必要だと判断しましたか」 — 解析結果1件ではなく、計画があるか
- 「この数字は、どう計算しましたか」 — 中がブラックボックスのツールでは答えられない
- 「%GRR が 17% でした。それで、どうしましたか」 — 数字のあとに何をしたか
- 「全変動基準と公差基準、どちらを使いましたか。なぜですか」
Ver.2-0 は、この4つに答えられる構成に作り直しました。
旧版の弱点を、先に書きます
旧 Ver.1-1 は、1シートにデータ収集欄と報告欄が並び、平均・範囲法で %GRR を自動計算する様式でした。計算そのものは動いていました。ただし、次の問題がありました。
- %GRR が出たあとに何をするかが、どこにも書かれていませんでした:10〜30% のときにどう判断するか、%EV と %AV のどちらが大きいかで原因がどう違うか、といった記述がありませんでした。
- MSA の実施計画がありませんでした:1件の解析シートだけで、どの測定器にいつ実施するかの計画がありません。審査で最初に聞かれるのはここですので、追加しました。
- 部品数が固定でした:10部品を前提とした作りで、5〜9部品で実施した場合の扱いが不明でした。
様式そのものを作り直しました
Ver.2-0 は、レイアウト・表記・注記・事例のすべてを当方で作り直しています。あわせて、計算方法を平均・範囲法から分散分析(ANOVA)法に変更しました。
変更した理由は2つあります。
- 平均・範囲法は、部品と測定者の交互作用を分離できません。「ある測定者が、ある部品だけ違う値を出す」という現象が再現性に混ざってしまい、原因にたどり着けません。分散分析はこれを分けて示せます。Ver.2-0 では F 値を表示し、2 以上なら交互作用を再現性に含める/2 未満なら含めない、という扱いを自動で切り替え、どちらを採ったかを画面に表示します。
- 平均・範囲法は係数表を必要とします。分散分析は測定データだけから計算できます。Ver.2-0 は、平方和・自由度・平均平方・F値・分散成分をすべて画面に出しています。「この数字はどう出しましたか」と聞かれたときに、シートを指しながら説明できます。中身の見えないツールとの決定的な差はここです。
Ver.2-0での改訂内容
- 分散分析(ANOVA)法に変更:係数表なし。計算過程を全表示。
- 交互作用の判定を自動化:F 値と、採用した扱いを画面に表示します。
- 公差基準の %GRR を追加:全変動基準と並べて表示します。
- 範囲の管理限界チェックを自動化:限界を超えた範囲があると警告を出します。
- 「04_判定と処置」シートを新設:%GRR の区分ごとの判断、%EV / %AV / 交互作用 / ndc による原因の切り分け表、よくある質問8件。
- 「05_MSA実施計画」シートを新設:測定器/管理番号/対象特性/特殊特性か/手法/前回・次回/担当。実施の引き金(新規導入・測定者変更・手順変更・修理・定期)も明記。破壊試験で GRR ができない場合の代替も例示しています。
- 部品数を可変に:5〜10部品。データが9個そろっていない列は自動的に解析から外れます。
- 記入例を現実的な数値に差し替え:後述します。
- 測定者名を実名風に:他の帳票と同じ登場人物にそろえました。
記入例は「条件付きで使える」で終わります
記入例は、デジタルノギスでブラケットの寸法を測る場面です。規格 39.80〜40.20(公差 0.40mm)、10部品 × 測定者3名 × 試行3回。
| %GRR(全変動基準) | 17.0% → △ 条件付きで使える |
|---|---|
| %GRR(公差基準) | 28.6% — 同じデータでも、基準が変わるとここまで違います |
| 内訳 | %EV 11.5% / %AV 12.4% — 測定者のばらつきが装置と同程度 |
| 交互作用 | F 値 1.12(小さい)→ 特定の部品が測りにくい、という状況ではない |
| ndc | 8 → ○(目安の5を満たす) |
そして所見には、こう書いてあります。
測定者ごとの平均は 伊藤 40.0050 / 小林 40.0200 / 村上 39.9917。小林が他の2名より 0.015〜0.028mm 高く出ている。ノギスを締め込む力の差が疑われる。
装置の問題ではなく、測り方の問題である。
…
「30%未満だから合格」とはしない。この判断と理由を記録として残す。
そのうえで、作業標準への追記、3名での読み合わせ教育、3か月後の再解析まで、担当と期限つきで書いてあります。%GRR の数字より、この部分がこの帳票の中身です。
収録内容
- 00_使い方・Ver.2-0変更点 — 扱う範囲、使う順番、実施のときの注意(部品の選び方・番号の隠し方・測定者の選び方・最小読取値・破壊試験)
- 01_ゲージR&R_記入用 — 緑のセルに入力するだけ。計算過程と解析結果まで1枚で完結
- 02_記入例_ゲージR&R — %GRR 17.0% の事例+所見・次のアクション
- 04_判定と処置 — 区分ごとの判断/原因の切り分け表/よくある質問8件
- 05_MSA実施計画 — 8件の記入例+空白行
Excel形式(.xlsx)。A3横・全5シート。マクロは使っていません。すべて関数です。
この帳票が向いている方・向いていない方
向いています
- ゲージR&R の計算の中身を理解したうえで使いたい方
- 審査で「この数字はどう出したか」を説明する必要がある方
- %GRR が 10〜30% に入ったときの判断を、記録として残したい方
- MSA の計画から作りたい方
向いていません
- 顧客から特定の報告様式を指定されている方 — その様式に従ってください。本帳票は解析と社内記録のためのものです
- 計数値(OK/NG の目視判定)の解析をしたい方 — No.71511-2 計数値測定システム解析です
- 偏り・直線性・安定性の解析をしたい方 — 本帳票は繰返し性と再現性のみを扱います
あわせて使う帳票
測定システムまわり
- No.71511-2 計数値測定システム解析 — OK/NG 判定の解析(目視検査・限度見本)
- No.7151 校正・検証管理表 — 校正そのものの管理。MSA は校正の代わりにはなりません
- No.71521 校正記録
どの測定器を対象にするかを決める
- No.8511-1 コントロールプラン — ここに載っている測定器が、MSA の対象候補です
- No.6121-2 工程FMEA — 検出の管理手段として挙げた測定が、実際に検出できるかを確かめるのが MSA です
まとめて整備したい方
帳票だけでは不安な方へ
「どの測定器に MSA が必要か、線引きが分からない」「%GRR が 25% で、顧客に何と説明すればよいか」「破壊試験の測定システムをどう扱うか」「三次元測定機のように測定者が介在しない測定は、どう解析するか」——こうした判断は、様式では決まりません。
実施済みのデータをそのまま添付いただいて構いません。解析結果の読み方からご相談いただけます。
- IATF16949 オンラインメール相談プラン(月額 ¥20,000 税別・相談回数無制限)
- ISO9001 オンラインメール相談プラン(月額 ¥12,000 税別)— 1週間の無料お試し期間があります
- 1質問完結プラン(¥3,800〜)
- コンサルティング料金はこちら / 無料相談はこちら
変更履歴
- 2026年9月:Ver.2-0 — 様式を全面的に作り直し/平均・範囲法から分散分析(ANOVA)法へ変更(係数表が不要になり計算過程を全表示)/交互作用の判定を自動化/公差基準の %GRR を追加/範囲の管理限界チェックを自動化/記入例を現実的な数値(%GRR 17.0%)に差し替え、所見と次のアクションを収録/「判定と処置」シートを新設/「MSA実施計画」シートを新設/部品数を5〜10で可変に
- 2024年12月:Ver.1-1 — 注意事項および体裁の微修正
- 2023年10月:Ver.0-1 — 文字化け部分を修正
ご購入について
- お支払い完了後、ダウンロード可能になります。
- 商品は .xlsx形式(Excel)での納品です。
- ダウンロードは1回、10日以内に行ってください。期限を過ぎるとダウンロードできなくなります。
- 請求書・領収書の発行が可能です。→ 発行方法はこちら
- クレジットカード・銀行振込に対応しています。クレジットカードなら即ダウンロード可能です。
- その他お支払い条件をご希望の場合は お問合せ ください。
※ 本帳票は学習用サンプルです。そのまま提出できる完成品ではありません。自社の測定システム・顧客要求に合わせて調整し、承認を得てご使用ください。
※ 収録している記入例(会社名・氏名・部品名・管理番号・測定値・日付)は、説明のために設定した架空のものです。実在する企業・人物・製品とは関係ありません。
※ %GRR の区切り(10% / 30%)および ndc の目安(5)は、一般に使われている値です。採用する基準は、顧客要求および参照する手引きの版によります。必ず顧客と合意してください。
※ 顧客が特定の報告様式を指定している場合は、その様式に従ってください。本帳票は解析と社内記録のためのものです。
※ 本帳票は、規格本文および業界の手引き(原文・日本語訳とも)を一切転載していません。様式・表記・注記・記入例は、すべて当方が独自に作成したものです。計算は分散分析の一般的な手順によるもので、統計学の標準的な方法です。
※ 本帳票は測定システムのばらつきを評価するものであり、測定器の校正に代わるものではありません。校正は No.7151 の領域です。






