最新10月:利用規約等の改定のお知らせ
各規約・契約書・表示を、現在の運用に合わせて見直しました。2026年10月12日以降のご購入・お申込みには、改定後の内容が適用されます。
コンサルティング契約は、ご契約中のお客様へ、個別にメールでご案内します。
詳細は、下記の各ページをご確認ください。
【商品をご購入のお客様】
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【帳票:教材】No.713_工場インフラストラクチャリスト
¥2,500
ISO9001 7.1.3 が求めるインフラストラクチャを、1枚の一覧で管理するための帳票です。点検欄に「〇」と書くだけの一覧では、維持していることを示せません。Ver.2-0 では点検を「日常点検/定期保全/法定点検/外部委託」の4区分に分け、頻度と記録の所在まで書く様式にしました。区分は 7.1.3 の4分類(建物・ユーティリティ/設備ハードウェア/設備ソフトウェア/輸送資源/情報通信技術)にそろえ、抜けがちなソフトウェアとネットワーク機器も対象に入れています。重要設備を選ぶと行が自動で色づき、別シートで故障時の影響・代替手段・復旧の目標時間・予備品の納期まで整理できます。記入例は4分類30件。Excel形式・全4シート。
点検欄に「〇」と書いてあるだけの一覧は、維持している証拠になりません
インフラの一覧表は、たいていの工場にあります。建屋、受変電設備、コンプレッサ、成形機、フォークリフト。並べるところまでは、どの会社もできています。
審査で止まるのは、その先です。
- 点検欄が「〇」だけで、どの頻度で、何に基づいて点検しているかが書かれていない
- 点検した記録がどこにあるかが書かれていない
- 設備がすべて同じ重さで並んでいて、止まったら困る設備がどれかが区別されていない
- ソフトウェアが1行も入っていない
ISO9001 の 7.1.3 が求めているのは、必要なインフラを明確にし、提供し、維持することです。一覧に名前が並んでいるのは「明確にした」の部分だけで、「維持している」ことは別に示す必要があります。「〇」はその証拠になりません。
インフラには、ソフトウェアと情報通信技術も含まれます
7.1.3 が挙げているインフラの範囲は、次の4つです。
- 建物と関連ユーティリティ(建屋、受変電、圧縮エア、給排水、空調、排気、非常用発電機)
- 設備(ハードウェアとソフトウェア)
- 輸送資源(フォークリフト、構内運搬車、トラック)
- 情報通信技術(サーバ、ネットワーク機器、通信回線)
現場でいちばん抜けるのがソフトウェアです。生産管理システム、3D CAD、測定データ収集ソフト。これらは「設備」として一覧に載っていないことが多く、保守契約の期限もライセンスの更新時期も誰も把握していない、という状態が起こります。
ネットワーク機器も同じです。ファイアウォールのサポート期限が切れていても、動いているあいだは誰も気づきません。
旧版の弱点を、先に書きます
旧 Ver.1-1 は、「管理エリア」「ユーティリティ」「輸送機器」「通信機器」「設備名」の5ブロックに分かれた1枚の表でした。記入例は8行ほどです。整理の枠としては素直ですが、次の点が足りていませんでした。そのため、価格¥1,000での最安値の提供となっておりました。
- ソフトウェアの欄がありませんでした:7.1.3 が明記している範囲のうち1つが、様式から抜けていました。
- 点検欄が「〇」だけでした:頻度も、法定か自主かの区分も、記録の所在もありません。上に書いたとおり、これでは維持している証拠になりませんので修正しました。
- 重要度の区分がありませんでした:受変電設備も金型温調機も、同じ1行として並んでいました。
- 予備品の欄がありませんでした:後述しますが、ここが IATF16949 では明確に要求されている部分です。
- 取得年・更新予定の欄がありませんでした:更新計画や設備投資の検討(No.7131・No.711)につながりません。
- シート名が1部門の名前でした:全社のインフラを1枚で見る表なのに、特定の部門名がシート名になっていました。
- 記入例が8行ほどでした:項目の書き分け方(同型4台をどう1行にまとめるか、など)が示されていませんでした。
Ver.2-0での改訂内容
- 17項目の1枚様式に再設計:No./区分/名称/設置場所/型式・仕様/管理番号/台数/取得年/管理部門/担当/重要度/点検・保守の区分/頻度/記録の所在/予備品の確保/更新の予定/備考。
- 区分を7.1.3 の4分類にそろえました:建物・ユーティリティ/設備(ハードウェア)/設備(ソフトウェア)/輸送資源/情報通信技術。プルダウンで選びます。
- 点検を「〇」から4区分に分けました:日常点検/定期保全/法定点検/外部委託/点検不要。法定点検を区別することで、電気事業法・消防法・労働安全衛生法にもとづく点検が漏れているかどうかが一目で分かります。
- 記録の所在欄を新設:点検表の番号、保全計画の番号、外部委託の報告書名を書きます。審査でいちばん最初に聞かれるのが、ここです。
- 重要度を選ぶと行に色がつきます:「重要設備」を選んだ行が自動で着色され、下部に「うち重要設備 ○件」が自動集計されます。
- 「重要設備と予備品」の専用シートを新設(10件の記入例):設備名/管理番号/故障時の影響/代替手段/復旧の目標時間/主要な予備品と納期/保守契約/緊急事態対応計画(No.6123)との関係。
- 記入例を30件に拡充:建物・ユーティリティ8件/設備ハードウェア10件/設備ソフトウェア3件/輸送資源4件/情報通信技術5件。同型4台を1行にまとめる書き方、「1式」の扱い、新設予定設備の書き方も含めています。
- No.7151 との境界を様式上に明記:校正の対象となる測定機器は本表ではなく No.7151 校正・検証管理表で管理する、と表の上に書いてあります。二重管理を避けるためです。
IATF16949 の 8.5.1.5 は、予備品の確保を明文で求めています
ここが、ISO9001 だけの運用と分かれるところです。
IATF16949 8.5.1.5(全員参加の生産保全)は、製造に重要な設備を特定することと、交換部品が入手できる状態にしておくことを求めています。つまり「重要設備を決める」「予備品を手当てする」は、感覚ではなく要求事項です。
ところが多くの工場では、この2つがインフラ一覧とは別の場所にあります。保全担当者の頭の中か、保全ソフトの中か、あるいはどこにもありません。審査で「重要設備はどれですか」と聞かれて、一覧を指差せないのはこのためです。
Ver.2-0 では、重要度の区分を一覧の中に入れ、そこから「重要設備と予備品」シートへつなげました。一覧を1枚めくれば、止まったら何が起きるかまで答えられます。
記入例でいちばん怖いのは、ダイカストマシンの1行です
記入例は、サンプル工業株式会社(第1工場・第2工場)の30件です。そのうち「重要設備と予備品」シートに挙げた10件の中で、いちばん危ないのは次の行です。
| 設備 | ダイカストマシン(EQ-DC01・350t コールドチャンバ) |
|---|---|
| 故障時の影響 | 鋳造工程が全停止。後工程も順次停止 |
| 代替手段 | 代替機なし。外注先への一時委託を検討するが顧客承認が必要 |
| 復旧の目標時間 | 72時間以内 |
| 主要な予備品と納期 | 射出スリーブ・プランジャチップは受注生産・納期8週(在庫1本のみ) |
復旧の目標は72時間なのに、部品の納期は8週です。在庫の1本を使い切った時点で、目標は達成できません。保守契約はメーカーと結んであり、点検も実施しています。それでも、この一覧を作るまで誰もこの矛盾に気づいていなかった、という設定です。
この1行が書ければ、予備品を2本に増やすか、代替の外注先を事前に顧客承認まで取っておくか、どちらかの判断が必要だと分かります。一覧を作る目的は、ここに到達することです。
記入例にはもう1つ、生産管理システムの行を入れてあります。保守契約はあるのに、止まったときの手作業の手順が文書化されていない——設備側は整っているのに運用側が決まっていない、というよくある形です。
この帳票で何が変わるか
- 「維持していることをどう示すか」と聞かれたときに、点検の区分・頻度・記録の所在を1枚で答えられます。
- 重要設備を一覧の中で指差せます。8.5.1.5 の保全計画の入口になります。
- 予備品の納期と復旧目標のずれが、埋める前に見えます。
- ソフトウェアとネットワーク機器が管理対象に入ります。サポート期限切れが事前に分かります。
- 取得年と更新予定が入るため、No.711 資源計画表・No.7131 工場・施設・設備計画検討書へそのままつながります。
収録内容
- 00_使い方・Ver.2-0変更点 — 7.1.3 の範囲、各欄の書き方、旧版からの変更点
- 01_インフラ一覧_記入用 — 17項目・40行の空白様式(プルダウン・重要設備の自動着色・集計つき)
- 02_記入例_インフラ一覧30件 — 4分類30件の記入例
- 03_重要設備と予備品 — 10件の記入例+「この表から見えること」
Excel形式(.xlsx)。A3横・4シート。プルダウンと集計は関数で組んであり、マクロは使っていません。
あわせて使う帳票
第7章(資源)の関連帳票
- No.711 資源計画表 — 本表の更新予定を、年度の資源計画へ落とす
- No.7131 工場・施設・設備計画検討書 — 新設・更新の計画を立てる(リスク・フィージビリティ・能力計画)
- No.7131-2 フロアプランチェックリスト — 計画したレイアウトを点検する
- No.714 環境・5Sチェックシート — 7.1.4 プロセスの運用に関する環境
- No.7151 校正・検証管理表 — 校正対象の測定機器はこちらで管理します(本表とは分けます)
保全・緊急事態と結びつける
- No.6123 緊急事態対応計画 — 重要設備が止まったときの手順(本表の03シートが入口になります)
- No.61 リスク及び機会検討表 — 設備の老朽化・停止リスクを組織のリスクとして扱う
規定として定めたい方・まとめて整備したい方
- No.7131 工場施設設備管理規定(¥15,000)— 本表の運用ルールを規定として文書化する場合
- No.5-007 IATF16949 第7章 帳票17点セット
迷われた場合は、本帳票+ No.7131 工場・施設・設備計画検討書の2点をおすすめします。今あるインフラを把握する表と、これから増やすインフラを検討する書式が揃います。記入例は同じ工場(サンプル工業 第2工場 東棟Bエリア の新ライン)で連動しているため、計画中の設備が一覧にどう載るかまで追えます。
帳票だけでは不安な方へ
「どこまでをインフラの管理対象に入れるべきか」「重要設備の線引きをどう決めるか」「法定点検の対象を漏れなく拾えているか」「校正対象の測定機器とインフラの境界をどう説明するか」——そうした判断は、様式では決まりません。
現在お使いの設備一覧をそのまま添付いただいて構いません。整えてからご相談いただく必要はありません。
- ISO9001 オンラインメール相談プラン(月額 ¥12,000 税別)— 1週間の無料お試し期間があります
- IATF16949 オンラインメール相談プラン(月額 ¥20,000 税別・相談回数無制限)
- 1質問完結プラン(¥3,800〜)— 1つの疑問だけを解消したい方向け
- コンサルティング料金はこちら
- 無料相談はこちら
変更履歴
- 2026年9月:Ver.2-0 — 17項目の1枚様式に再設計/区分を 7.1.3 の4分類にそろえ、ソフトウェアと情報通信技術を追加/点検を4区分+頻度+記録の所在に分割/重要度区分と自動着色・自動集計を追加/予備品と更新予定の欄を新設/「重要設備と予備品」シートを新設(10件)/記入例を30件に拡充/No.7151 との境界を明記
- 2024年12月:Ver.1-1 — 注意事項および体裁の微修正
ご購入について
- お支払い完了後、ダウンロード可能になります。
- 商品は .xlsx形式(Excel)での納品です。
- ダウンロードは1回、10日以内に行ってください。期限を過ぎるとダウンロードできなくなります。
- 請求書・領収書の発行が可能です。→ 発行方法はこちら
- クレジットカード・銀行振込に対応しています。クレジットカードなら即ダウンロード可能です。
- その他お支払い条件をご希望の場合は お問合せ ください。
※ 本帳票は学習用サンプルです。そのまま提出できる完成品ではありません。自社の建屋・設備・顧客要求に合わせて項目を増減し、承認を得てご使用ください。
※ 収録している記入例(会社名・氏名・管理番号・型式・数値・日付・納期)は、説明のために設定した架空のものです。実在する企業・人物・製品とは関係ありません。
※ 重要設備の線引き、復旧の目標時間、点検の頻度は一例です。自社の工程・在庫日数・顧客要求に基づいて定めてください。
※ 法定点検の対象・頻度は、適用される法令および設備の仕様によって異なります。必ず所管法令と設備メーカーの指示を確認してください。
※ 本帳票は、規格本文および業界の手引き(原文・日本語訳とも)を一切転載していません。項目は設備管理の実務で確認される観点に基づき、当方が独自に作成したものです。






