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【実践教材:コンサルタント不要】
社内教育、考え方や構築のサポートを行う教材。実践的な考え方可能な人気シリーズです。
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【帳票:教材】No.7131-2_フロアプランチェックリスト

¥6,000

レイアウト図はどの会社も持っています。それでもIATF16949 7.1.3.1で止まるのは「その図面、人の動線は描かれていますか」からです。物の流れだけの図は綺麗に仕上がりますが、人とフォークリフトの動線を重ねた瞬間に交差部と死角が現れます。据付後に気づいても、もう動かせません。本帳票Ver.3-0は、設問を12問から23問に増やして全面的に書き直し、計画とチーム・物の流れ・スペースと作業性・不適合品の区分・検査エリア・能力と将来の変更の6区分に整理しました。判定だけでなく「確認した証拠」を図面番号と箇所まで書く欄を新設。23問すべてに記入例を入れ、○14件・△6件・×3件の状態で収録しています。

Category: 帳票類:IATF, 第7章
Tags: プロジェクト, 工程設計, 帳票, 第7章, 第7章帳票

「その図面、人の動線は描かれていますか」

レイアウト図は、どの会社も持っています。それでも 7.1.3.1 で止まるのは、図がないからではありません。図に描かれていないものがあるからです。

物の流れだけを描いた図は、たいてい綺麗に仕上がります。問題は、そこに人とフォークリフトの動線を重ねたときに現れます。交差部、死角、扉の開く向き——これらは図の上でしか事前に見つけられません。据付が終わってから気づいても、もう動かせません。

審査員の質問は、だいたいこの順番で降りてきます。

  • 「このレイアウトは、どういう体制で検討しましたか」
  • 「運搬距離は、何メートルから何メートルになりましたか」
  • 「不適合品の置場は、どこですか」

本帳票は、設備を発注する前にレイアウトの妥当性を23項目で点検し、指摘と処置まで1枚に残すためのチェックリストです。


旧版の問題を、先に書きます

Ver.2-0 は、設問12問(枝番を含めて15行)のチェックリストでした。DR段階で使うという発想は有効だったため骨格は残しましたが、内容には手を入れる必要がありました。

  • 記入例がありませんでした:12問すべてが「YES」で、是正処置欄・チーム担当欄・対応期限欄が全行空欄でした。全部YESのチェックリストは、チェックリスト事例として成立していませんでした。
  • 「対象外」列の使い方が不明でした:凡例がなく、何をもって対象外とするのかが書かれていませんでした。
  • 合否の基準がありませんでした:合否判定の欄はありますが、何問NGなら不合格かが決まっていませんでした。
  • 人の動線に関する設問がありませんでした:物の流れ・スペース・照明の項目はありましたが、人とフォークリフトの動線という、レイアウト検討で最も事故につながる観点が入っていませんでした。
  • ユーティリティの積算に関する設問がありませんでした:電力・圧縮エア・給排水の必要量は、据付後に不足が判明すると工事のやり直しになります。

Ver.3-0での改訂内容

  • 設問を12問から23問に増やし、全問を書き直した:計画とチーム(4問)/物の流れ(5問)/スペースと作業性(4問)/不適合品・識別・汚染防止(4問)/検査・測定エリア(3問)/能力と将来の変更(3問)の6区分に整理しました。
  • 「人の動線」を独立した設問にした(No.8):物の流れとフォークリフト・台車・人の動線が交差する箇所を洗い出しているか。記入例では、これを「×」にしています。
  • 「確認した証拠」列を新設した:判定だけでなく、何という図面のどこを見てその判定にしたかを書く欄です。図面番号と改訂番号まで書きます。
  • 全23行を記入例で埋めた:○14件・△6件・×3件の状態で、△と×には是正処置・担当・期限まで記入済みです。
  • ユーティリティの積算を設問に入れた(No.22):記入例では、電力は積算済だが圧縮エアが抜けている状態を「×」にしています。
  • 将来の増設余地を設問に入れた(No.13):床面積と搬入経路の両面で確認します。いま決めておかないと、数年後に既設設備の移設が必要になります。
  • 変更の展開先を設問に入れた(No.23):レイアウトが変われば、工程フロー図・PFMEA・コントロールプラン・作業標準書も変わります。

記入例は「レビュー前に発注してしまった」状態から始まります

記入例の設定は、第2工場に新ラインを設ける場面です。3件の「×」を意図的に入れています。

No.8 人の動線 動線図が物の流れのみで、人の動線が描かれていない。
是正:人の動線を重ねた図を作成し、交差部に通路区画・一時停止・ミラーを設定する
No.13 将来の余地 受電容量には余裕があるが、増設用の床面積と搬入経路が図面に示されていない。
是正:3年先の増設計画を前提に、増設スペースと搬入経路を図面へ明示する
No.22 ユーティリティ 電力は積算済(380kVA)だが、圧縮エアの必要量が積算されていない。
是正:各設備のエア消費量を積算し、現有コンプレッサの吐出量と比較する

さらに「△」の1件目(No.3)は、検討会の開始前に搬送コンベア2台を発注してしまっていたという設定です。実際によく起きる順番の崩れで、是正は「発注前のレビュー完了を、購買の発注条件に追加する」としています。

全部「○」の記入例は、実務の参考になりません。何をどう指摘し、どう処置を書くかのほうが、実際には必要になります。


具体的な数値基準は、あえて入れていません

通路幅・照度・クリアランスといった数値は、法令、自治体の条例、使用する機器の寸法、自社の安全基準によって決まります。帳票に数値を書き込んでしまうと、それが基準であるかのように使われ、実態と合わなくなります。

本帳票の設問は「決めているか」「根拠が図面に残っているか」を問う側に徹しています。記入例に出てくる数値(通路2,400mm、照度500lx など)は、記入方法を示すための参考値であり、推奨値ではありません。この旨は帳票の利用条件にも明記しています。


帳票の中身

ファイル形式 .xlsx(Excel)/ 1シート
対応規格・条項 IATF16949 7.1.3.1(工場、施設及び設備の計画)/ ISO9001 7.1.3(インフラストラクチャ)・7.1.4(プロセスの運用に関する環境)
設問数 23問 × 6区分(計画とチーム/物の流れ/スペースと作業性/不適合品・識別・汚染防止/検査・測定エリア/能力と将来の変更)
列構成 No/区分/確認する点/判定/確認した証拠(資料名・箇所)/是正・改善処置/担当/期限/完了確認
記入例 23問すべてに判定と証拠を記入済み(○14・△6・×3)。△と×には処置・担当・期限まで収録
判定・合否 ○/△/×/N/A の4段階+合否の目安。総評欄と承認欄つき
管理情報 検討番号/対象フロア/対象製品・工程/変更の区分/対象範囲/計画生産量/作成者/承認者/部門横断チーム
印刷 A4横 1〜3枚目=チェックリスト本体と総評、4枚目=運用の手引きと利用条件
非収録 通路幅・照度・クリアランスなどの具体的な数値基準(法令と実機寸法に基づき自社で定めるもの)
更新履歴 2026年9月 Ver.3-0(設問を全面刷新・記入例23件を新設)/ 2024年12月 Ver.2-0

レイアウト図そのもの(フロアプラン)は本帳票に含まれません。本帳票は、作成されたレイアウト案を点検するための表です。計画の本体は No.7131 工場・施設・設備計画検討書 をご用意しています。


Ver.2-0をご購入済みの方へ

Ver.3-0 は、設問から作り直しています。すでにVer.2-0をお持ちの方は、お問合せよりご連絡ください。


制作者について

本帳票は、審査を受ける側と、監査する側の両方を経験した実務者が設計しています。

  • 自動車部品メーカーでの品質保証実務 12年以上
  • IATF16949 認証取得プロジェクトの推進責任者として、新ラインの立上げとレイアウト変更を担当
  • QMS管理責任者として、設備投資の稟議と工場・施設・設備の計画を継続して担当
  • 内部監査員として、また VDA6.3 による第二者プロセス監査の監査側として、サプライヤ監査を実施

監査側として工場を歩くとき、最初に見るのは不適合品の置場です。区画が曖昧だったり、良品と同じ通路に置かれていたりすると、そのあとの説明がどれだけ立派でも評価は下がります。次に見るのが人と車両の交差部、そして仕掛品の置場に上限が決まっているかです。その順番を、設問の並びに落とし込みました。

なお、当方は訪問型のコンサルティングを行っていません。移動にかかる時間と費用を価格に乗せないためです。


こんな方におすすめです

  • 新ラインの立上げや工場のレイアウト変更を控えている方
  • レイアウト図はあるが、何を確認すればよいかの基準がない方
  • 設備を発注してから問題に気づいた経験がある方
  • DR段階でレイアウトを審査する仕組みがない方
  • 顧客の工場監査でレイアウトについて指摘を受けた方
  • レイアウト検討の記録が、図面しか残っていない方

逆に、レイアウト変更のたびに部門横断チームで審査し、運搬距離・動線・ユーティリティを数値で比較したうえで設備を発注している企業の場合、本帳票の優先度は高くありません。その段階であれば、点検表の追加ではなく、変更後の実測値と計画値の差を検証することにコストを振り向けたほうが効果があります。


点検する対象がなければ、チェックリストは使えません

レイアウト計画の本体と、その前段

レイアウトが変わると、こちらも変わります

作業環境と量産移行

規定として定めたい方・まとめて整備したい方

迷われた場合は、本帳票+ No.7131 工場・施設・設備計画検討書の2点をおすすめします。計画を立てる帳票と、それを点検する表が揃います。片方だけだと、作ったものを誰も見直さないまま設備を発注することになります。


帳票だけでは不安な方へ

「既存の建屋に新ラインを入れる場合、どこまで動かせるか」「不適合品置場をどこまで物理的に分ければよいか」「顧客監査でレイアウトについて何を聞かれるか」——そうした判断は、様式では決まりません。

検討中のレイアウト図をそのまま添付いただいて構いません。確定させてからご相談いただく必要はありません。


ご購入について

  • お支払い完了後、ダウンロード可能になります。
  • 商品は .xlsx形式(Excel)での納品です。
  • ダウンロードは1回、10日以内に行ってください。期限を過ぎるとダウンロードできなくなります。
  • 請求書・領収書の発行が可能です。→ 発行方法はこちら
  • クレジットカード・銀行振込に対応しています。クレジットカードなら即ダウンロード可能です。
  • その他お支払い条件をご希望の場合は お問合せ ください。

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※ 本帳票は学習用サンプルです。そのまま提出できる完成品ではありません。自社の建屋・工程・顧客要求に合わせて設問を増減し、承認を得てご使用ください。
※ 収録している記入例(製品名・図面番号・氏名・数値・日付・判定)は、説明のために設定した架空のものです。実在する企業・人物・製品とは関係ありません。
※ 記入例に記載した数値(通路幅・照度・容量など)は、記入方法を示すための参考値であり、推奨値ではありません。通路幅・照度・クリアランス等の基準は、適用される法令・条例、使用する機器の寸法、自社の安全基準に基づいて定めてください。
※ 本帳票は、規格本文および業界の先行製品品質計画の手引き(原文・日本語訳とも)を一切転載していません。設問は、レイアウト審査の実務で確認される観点に基づき、弊社が独自に作成したものです。
※ 顧客が特定の手引きや様式を指定している場合は、顧客の要求が優先します。

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