最新10月:利用規約等の改定のお知らせ
各規約・契約書・表示を、現在の運用に合わせて見直しました。2026年10月12日以降のご購入・お申込みには、改定後の内容が適用されます。
コンサルティング契約は、ご契約中のお客様へ、個別にメールでご案内します。
詳細は、下記の各ページをご確認ください。
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【帳票:教材】No.7131_工場・施設・設備計画検討書
¥9,800
設備投資の検討書はどの会社にもあります。費用があり、図面が添付され、押印が並んでいる。稟議書としてはそれで通ります。それでもIATF16949 7.1.3.1で止まるのは「その検討書、リスクはどこに書いてありますか」からです。7.1.3.1が求めているのは、リスクの特定と低減を含む部門横断的アプローチ、レイアウトの最適化、そして能力計画を含む製造フィージビリティの評価です。本帳票Ver.2-0は、旧版にはなかったリスク欄(残留リスクつき9行)、フィージビリティ評価7観点、そして工程別に月産能力とボトルネックを自動計算する能力計画シートを新設しました。全欄に記入例を収録しています。
「その検討書、リスクはどこに書いてありますか」
設備投資の検討書は、どの会社にもあります。費用があり、図面が添付され、関連部門の押印が並んでいます。稟議書としては、それで通ります。
それでも IATF16949 の 7.1.3.1 で止まるのは、この条項が見ているのが投資の可否ではないからです。7.1.3.1 が求めているのは、次の3つです。
- リスクの特定とリスク低減の方法を含む、部門横断的アプローチ
- レイアウトの最適化(材料の移動・運搬・床面積の付加価値ある使用。不適合品の管理を含む)
- 製造フィージビリティの評価(能力計画を含む)
つまり、計画の段階でリスクを洗い出し、低減し、残ったリスクを分かったうえで進めているかが問われます。押印欄が並んでいるだけの検討書には、この記録がありません。
旧版の弱点を、先に書きます
旧 Ver.1-1 は、図面の添付先と数値の記入欄で構成された1枚の様式でした。骨格としては妥当ですが、7.1.3.1 の中心部分が抜けていました。
- リスクを書く欄がありませんでした:これが最大の問題です。7.1.3.1 は「リスクの特定とリスク低減の方法を含む」ことを明文で求めていますので修正しました。
- 製造フィージビリティの評価欄がありませんでした:「作れるかどうか」を評価する場所がありませんでした。
- 能力計画がありませんでした:7.1.3.1 は、フィージビリティ評価に能力計画を含めることを求めています。旧版には生産能力の数値欄が1行あるだけで、その根拠を示す計算がありませんでした。
- 部門横断チームが押印欄だけでした:5部門の押印欄はありますが、誰がいつ検討に参加し、どの観点を担当したかが残りません。押印だけでは「部門横断で検討した」証拠にならないので修正しました。
- 記入例が1件もありませんでした:全欄が空白で、「m2」「%」「X月〇日」といった単位のプレースホルダだけが入っていました。
- 検証項目が4つで、判定欄も根拠欄もありませんでした:「設備の面積占有率は70%を超えていないか」という設問はありますが、実際の数値を書く欄も、超えていた場合にどうするかもありませんでした。
- スケジュールに実績欄がありませんでした:計画日だけで、遅れが見えませんでしたので修正しました。
Ver.2-0での改訂内容
- 「リスクの特定と低減」欄を新設(9行):区分/想定されるリスク/影響/リスク低減の方法/残留リスク/担当/期限。残留リスク(対策しても残るもの)を書くのが要点です。
- 「製造フィージビリティの評価」欄を新設:設備能力/要員の確保/材料の供給/測定の能力/物流・保管/ユーティリティ/法令・規制の7観点を、可・条件付き可・不可で評価し、根拠と条件を書きます。総合判定つき。
- 「能力計画」を独立した計算シートとして新設:工程ごとにサイクルタイム・可動率・稼働時間・直数・稼働日数を入れると、月産能力と充足率が自動計算され、ボトルネック工程が自動で表示されます。
- 部門横断チームの記録欄を新設:部門/氏名/担当した観点/第1回〜第3回の参加。
- レイアウト詳細を10項目に拡充し、目標・自社基準と判定を追加:フロア面積/設備占有面積/設備占有率(自動計算)/設置階/生産能力/配置人数/運搬距離/主通路幅/受電容量/圧縮エア。
- 添付資料に文書番号・版・日付の記録欄を新設:どの版で検討したかが残ります。
- スケジュールに実績日と状況の欄を追加。
- 初期流動管理の結果と評価の欄を新設:計画どおりだったかを検証して閉じます。
- 全欄に記入例を収録。
記入例は「条件付き可」で終わります
記入例の設定は、新ラインを1本立ち上げる場面です。リスクを9件挙げ、フィージビリティ評価のうち1件を「不可(現時点)」としています。総合判定も「条件付き可」です。
| ユーティリティ | 不可(現時点):電力は工場全体で80kVA不足。圧縮エアは未積算。 → 受電設備の更新完了とエア積算が、設備据付の前提条件 |
|---|---|
| 設備能力 | 条件付き可:ライン能力は月産48,315個。計画48,000個に対し余力0.7%で、ほぼ余裕がない。ボトルネックはアーク溶接工程 → 立上げ後3か月の可動率実績を確認し、下回る場合は増強を検討 |
| 要員の確保 | 条件付き可:溶接認定者が2名不足 → 2027年2月までに育成すること |
この「余力0.7%」は、能力計画シートに数値を入れた結果として出てきます。生産能力の欄に「50,400個」とだけ書いてあれば気づけませんが、工程ごとに計算すると、アーク溶接が全体を決めていることが分かります。これが能力計画を求められている理由です。
全部が「可」の検討書より、条件と期限が書いてある検討書のほうが、審査でも社内でも通ります。
フロアプランチェックリストと、ひとつの案件でつながります
記入例では、添付資料の最後に No.7131-2 フロアプランチェックリスト の実施結果(○14・△6・×3 → 再レビュー)を記録し、指摘された3件をそのままリスク欄へ引き継いでいます。
点検表の指摘が計画書に反映されていなければ、点検した意味がありません。本書が計画そのもの、No.7131-2 がその点検表という関係です。
さらに No.711 資源計画表、No.712 人員計画表 とも同じ案件でそろえてあります。4点を並べて読むと、資源の洗い出し(711)→ 人の計画(712)→ 設備・施設の計画(本書)→ レイアウトの点検(7131-2)という流れが追えます。
帳票の中身
| ファイル形式 | .xlsx(Excel)/ 全4シート |
|---|---|
| 対応規格・条項 | IATF16949 7.1.3.1(工場、施設及び設備の計画)/ ISO9001 7.1.3(インフラストラクチャ)・7.1.4(プロセスの運用に関する環境) 8.5.6.1(変更の管理)・8.2.2(製品及びサービスに関する要求事項の明確化)にも接続 |
| シート構成 | 使い方・変更点 / 計画検討書(記入用)/ 計画検討書の記入例 / 能力計画(自動計算・記入例つき) |
| 検討書の構成 | ① 計画の概要 / ② 部門横断チーム(構成・役割・回別の参加記録)/ ③ 添付資料(文書番号・版・日付)/ ④ レイアウトの詳細10項目(変更前・変更後・目標・判定)/ ⑤ リスクの特定と低減(9行・残留リスクつき) / ⑥ 製造フィージビリティの評価(7観点+総合判定) / ⑦ 変更計画のスケジュール(計画日・実績日・状況)/ ⑧ 関連部門の承認 / ⑨ 初期流動管理の結果と評価 |
| 能力計画シート | 工程/設備・治具/サイクルタイム/可動率/稼働時間/直数/稼働日数を入れると、月産能力・充足率・判定を自動計算。ボトルネック工程を自動表示 |
| 自動計算 | 設備占有率、月産能力、充足率、ライン能力(最小工程)、ボトルネック工程名。判定は○△×で自動着色 |
| 記入事例 | 検討書の全欄+能力計画7工程。リスク9件・フィージビリティ7観点を記入済み |
| 非収録 | 設備占有率・通路幅などの具体的な数値基準(法令と実機寸法に基づき自社で定めるもの) |
| 更新履歴 | 2026年9月 Ver.2-0(リスク欄・フィージビリティ評価・能力計画を新設/記入例を全面収録)/ 2024年12月 Ver.1-1 |
Ver.1-1をご購入済みの方へ
旧版の構成(設計内容・レイアウト図・マテリアルフロー・スケジュール・関連部門承認)は Ver.2-0 にも残しています。そのうえでリスク欄・フィージビリティ評価・能力計画を追加したため、これまでの運用を続けながら移行できます。すでにVer.1-1をお持ちの方は、お問合せよりご連絡ください。
制作者について
本帳票は、審査を受ける側と、監査する側の両方を経験した実務者が設計しています。
- 自動車部品メーカーでの品質保証実務 12年以上
- IATF16949 認証取得プロジェクトの推進責任者として、新ラインの立上げと設備投資の稟議を担当
- QMS管理責任者として、工場・施設・設備の計画と初期流動管理を継続して担当
- 内部監査員として、また VDA6.3 による第二者プロセス監査の監査側として、サプライヤ監査を実施
監査側として設備計画の記録を見るとき、最初に確認するのは「うまくいかなかった場合にどうするか」が書かれているかです。計画は、そのとおりに進まないことのほうが多い。納期が遅れる、要員が揃わない、容量が足りない——これらを事前に挙げ、対応を決め、それでも残るものを残留リスクとして書いてある計画書は、実際に使われています。一方、すべてが順調に進む前提で書かれた計画書は、問題が起きた時点で誰も見なくなります。
なお、当方は訪問型のコンサルティングを行っていません。移動にかかる時間と費用を価格に乗せないためです。
こんな方におすすめです
- 新ラインの立上げ、工場の新設・移転、設備の入替を控えている方
- 設備投資の稟議書はあるが、7.1.3.1 の記録としては足りないと感じている方
- 「リスクの特定と低減」をどう書けばよいか分からない方
- 製造フィージビリティの評価を求められているが、様式がない方
- 能力計画を「生産能力 ○○個」の1行で済ませている方
- 顧客の工場監査や量産準備の確認で、設備計画について指摘を受けた方
- 既存ラインの変更にも、同じ様式で対応したい方
逆に、設備計画のたびに部門横断チームでリスクを洗い出し、工程別の能力計算を添えて経営会議に諮っている企業の場合、本帳票の優先度は高くありません。その場合は既存の様式に、残留リスクの欄と初期流動管理の評価欄を足すだけで足ります。
設備計画は、単体では完結しません
同じ案件でつながる3点(記入例が連動しています)
- No.711 資源計画表— そもそも何が必要かを決める、7.1 全体の入口
- No.712 人員計画表— 設備が入っても、人が揃わなければ動きません
- No.7131-2 フロアプラン(レイアウト)レビュー チェックリスト— 本書の計画を23項目で点検します
レイアウトが決まったあとに動く文書
- No.8511-2 プロセスフロー(工程フロー)チェックリスト
- No.6121-4 工程FMEA作成帳票/ No.8511 QC工程図(コントロールプラン)テンプレート
- No.8512-2 作業標準書
設備の導入から量産移行まで
- No.8352-2 新規装置/治工具チェックリスト
- No.8352-1 DR4チェックリスト(量産移行判定用)/ No.8321 DR5チェックリスト(完全量産移行用)
- No.8352-5 Run@Rate実施報告書
- No.82313 DR1チェックリスト(製造フィージビリティ評価シート)— 受注前のフィージビリティ評価
規定として定めたい方・まとめて整備したい方
- No.7131 工場施設設備管理規定(¥15,000)— 本書の運用ルールを規定として文書化する場合
- No.713 工場インフラストラクチャリスト/ No.714 環境・5Sチェックシート
- No.5-007 IATF16949 第7章 帳票17点セット
迷われた場合は、本帳票+ No.7131-2 フロアプランチェックリストの2点をおすすめします。計画を立てる帳票と、それを点検する表が揃います。記入例が同じ案件で連動しているため、点検の指摘をどう計画書へ戻すかまで追えます。
帳票だけでは不安な方へ
「リスクをどこまで挙げればよいか」「残留リスクをどう書けば審査で通るか」「能力計画の可動率を何%で置くべきか」「既存ラインの変更は、どこから 7.1.3.1 の対象になるか」——そうした判断は、様式では決まりません。
検討中の計画書やレイアウト図をそのまま添付いただいて構いません。確定させてからご相談いただく必要はありません。
- IATF16949 オンラインメール相談プラン(月額 ¥20,000 税別・相談回数無制限)
- ISO9001 オンラインメール相談プラン(月額 ¥12,000 税別)— 1週間の無料お試し期間があります
- 1質問完結プラン(¥3,800〜)— 1つの疑問だけを解消したい方向け
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ご購入について
- お支払い完了後、ダウンロード可能になります。
- 商品は .xlsx形式(Excel)での納品です。
- ダウンロードは1回、10日以内に行ってください。期限を過ぎるとダウンロードできなくなります。
- 請求書・領収書の発行が可能です。→ 発行方法はこちら
- クレジットカード・銀行振込に対応しています。クレジットカードなら即ダウンロード可能です。
- その他お支払い条件をご希望の場合は お問合せ ください。
※ 本帳票は学習用サンプルです。そのまま提出できる完成品ではありません。自社の建屋・工程・顧客要求に合わせて項目を増減し、承認を得てご使用ください。
※ 収録している記入例(会社名・氏名・図面番号・金額・数値・日付)は、説明のために設定した架空のものです。実在する企業・人物・製品とは関係ありません。金額と数値は記入方法を示すための参考値であり、実勢価格・推奨値ではありません。
※ 設備占有率・通路幅などの基準は一例です。適用される法令・条例、使用する機器の寸法、自社の安全基準に基づいて定めてください。
※ 能力計画の判定の線引き(充足率110%/100%)も一例です。段取り替えの頻度、不良率、保全停止の実績を踏まえて自社で決めてください。
※ 固定資産の計上基準は、自社の経理規程および税務上の取扱いに従ってください。
※ 本帳票は、規格本文および業界の手引き(原文・日本語訳とも)を一切転載していません。項目は計画審査の実務で確認される観点に基づき、当方が独自に作成したものです。






